須須岐水神社 大注連縄づくり(屋代)

須須岐水神社 大注連縄づくり(屋代)

  昨年末、須須岐水神社で鳥居に飾る大注連縄を作る作業が行われた。大注連縄づくりは3年に一度行われるもので、その年に満年齢で還暦を迎えた氏子達によって奉納されるものであったが、近年は氏子総代が総出で注連縄づくりを行っている。

 境内には早朝から30余名の氏子総代が集まり、拝礼の後でブルーシートの上にわら束を並べ、芯縄と番線を包み込むように藁を巻き付け、中央部が直径30cm・長さ9mほどの大繩を作る。これを太い方から見て右ねじにより合わせて大注連縄が出来上がる。

 3年間の風雪に耐えた古い注連縄とともにお祓いをして、鳥居に取り付けられて新しい年を迎える準備ができた。