【お便り紹介】 千曲市にそば文化を そばを学び、楽しく、美味しいそばを打つ。

【お便り紹介】 千曲市にそば文化を そばを学び、楽しく、美味しいそばを打つ。

(姨捨そば道場 代表 中條善弘)

千曲市八幡に、そば打ちを趣味とする仲間が集う団体があります。団体の名前は「姨捨そば道場」と申します。毎週木曜日と土曜日に八幡志川区にある東集会所に集まり、そば打ち技術の研鑽をしております。

 そば打ち段位の五段に認定されたことをきっかけに、段位を認定している一般社団法人全麺協に「姨捨そば道場」を登録申請し、4月1日付けで正会員の団体となりました。

 段位について簡単に紹介しますと、700g、1,000g、1,500gと打つそば粉の量で3段位までが認定されます。4段位は教養に試験あり、つなぎの入った粗挽き粉で試験となります。5段位は論文、筆記試験、スピーチの試験があり、砂のように粗く挽いた粗挽き粉を十割りで実技試験が行われます。いずれの段位も40分での試験となります。趣味ですが、かなりの研鑽が必要です。

 姨捨そば道場は、段位を受験する人ばかりではありません。純粋にそば打ちを楽しむ方や、おやきなどの伝統食の教室なども開催して、楽しく美味しく活動を楽しんでおります。

 コロナ禍によってイベントのない日常となっておりましたが、以前は地区の夏祭りに出店や文化祭でのそば振る舞いなどでそば打ちを披露しきました。

 今年は、4月30日に市民活動交流センターにおいて親子そば打ち教室を開催しました。7月30日も開催を予定しています。夏祭りや文化祭、イベントの企画も予定しています。

 姨捨そば道場が、正式な団体として登録したことにより、千曲市を盛り上げる活動を積極的に企画し、地域貢献していきたいと思います。そば打ちに興味がある方は私たちと一緒に楽しみましょう。