第68回坂城町二十歳のつどい 111人の若人が出席

 第68回坂城町二十歳のつどい 111人の若人が出席

毎年お盆期間に開催される「坂城町二十歳のつどい」が8月15日、坂城テクノセンターで行われた。旧来の成人式から通算で第68回となる。冒頭、終戦の日に際して参加者一同で黙祷。戦没者への追悼と世界平和を祈った。

 式では山村町長の主催者挨拶に続き、新成人を代表して実行委員会代表の丸山和真さんが登壇。幼少期から野球を続けてきた丸山さんは、コロナ禍で2020年の最後の夏の大会が中止になってしまった。しかし妹が今年上田西高校野球部のマネージャーとして、兄の代わりに甲子園出場の夢を叶えたことを紹介した。そしてこれまでの坂城での生活を振り返り「両親や地域の多くの方に支えて頂いた」と感謝の言葉を述べた。

 町内では154人が二十歳を迎えており、111名が式典に出席。坂城中学校での担任の先生からお祝いメッセージも送られた。この日は坂城町消防団の勧誘チラシが配布されたほか、坂城ライオンズクラブから「献眼」(眼球提供登録)の呼びかけも行われた。

第68回坂城町二十歳のつどい 実行委員会のメンバーたち

集まった二十歳を迎えた皆さん(8月15日 坂城町テクノセンター)