ちくま未来戦略研究機構 ちくま未来戦略サロン

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 VOL24 「人を恐れない神の鳥ライチョウを守る」

 5月26日、信州大学・中村浩志名誉教授を講師に招き、中央アルプスに国の特別天然記念物・ライチョウの個体群を復活させる事業についての講演会を開催した。ライチョウは北半球北部に広く分布しているが、日本のライチョウは世界で最南端の集団。欧州では食用にもなっており狩猟の対象だが、日本では古来より「神の鳥」として大切にされてきたため人間を警戒せず、近づいても逃げないという。近年サルなどが生息域に進出してきて食害に遭い生息数が激減している現状が紹介された。(信州の幸あんずホール 5月27日)

 中村さんは坂城町の出身で、22日には坂城町文化センターでも「さかきふれあい大学講演会」でライチョウの復活活動の講演を行っている。

 VOL25 「テクノロジーで変わる未来」

 6月22日、「テクノロジーで変わる未来」と題してシソーラス株式会社COOの荒井雄介さんの講演を実施した。講演ではSociety5.0と呼ばれる大きな社会変化のなか、Uber(配車サービス)やNETFLIX(動画配信)など「テクノロジーを使いビジネスモデルを根本から変えた(荒井さん)」事例を紹介。さらに個人が情報を分散・管理する「ブロックチェーン」の技術によってWeb3.0の時代に移っていることなどを解説した。