「国を守る、人々を助けたい」想いを胸に 北信地区自衛隊 入隊・入校激励会

「国を守る、人々を助けたい」想いを胸に 北信地区自衛隊 入隊・入校激励会

千曲市・坂城町から8人

この春、北信地区から自衛隊に入隊・入校する予定者の激励会が3月9日、長野市の勤労者女性会館しなのきで行われた。この激励会は自衛隊家族会北信協議会などが主催し、毎年開催されている。今年度は千曲市から7人、坂城町から1人を含め39人が入隊・入校する。この日は23人が来場し、国会議員や関係者、予定者の家族が門出を祝福した。

 ビデオレターで祝福した阿部守一県知事は「自衛隊には災害時の救助活動などおこなってもらい感謝している。安全で平和な暮らしができるのも自衛隊員のおかげでもある。自衛隊に入隊・入校しても初心を忘れずに、今後の活躍を願っている」とエールを送った。祝辞を送った小川修一千曲市長は「我が国の平和と安全を守るという崇高な任務に誇りを持ち、立派な自衛官になってもらいたい」と激励した。

 千曲市から入隊する中山怜奈さん(23)は、やりがいのある仕事だと志し「給養員として自衛官を支えながら、安心して国を任せられる存在になれるよう努力したい」と思いを話した。千曲市から高等工科学校に入校する中橋海碧さん(16)は、2019年の台風19号で千曲市が被害を受けた際、陸上自衛隊の活動に心を動かされ志したそうで「自分も自衛隊に入り、災害派遣などで人々を助けたい」と崇高な思いを話した。

激励会の様子 (3月9日 長野市勤労者女性会館しなのき)