さらはニズム ちくま論説 79号
▼この7月、千曲市に関わる道路整備事業の期成同盟会の定期総会が相次いで開催された。国道18号バイパス(上田‐篠ノ井間)、県道森篠ノ井線(森・倉科‐戸倉上山田間)、都市計画道路一重山線(打沢‐屋代間)、国道403号(中野‐千曲間)、そして姨捨スマートIC(長野自動車道)の計5件である。種別は市道、県道、国道、高速道路と様々で、いずれも各地域の交通事情の改善、観光振興や産業活性化、防災面での大きな役割を期待されている。だが18号バイパスの期成同盟会のように全線開通の時期が未だ見通せていないまま、すでに結成から60年以上を経過しているものもある。
▼現在「松本方面」のみ開業している姨捨SICの今年度総会では出席した理事からフル規格化の時期について問い質す声が聞かれた。高速道路は国やNEXCOによる了承が無いと如何ともし難いが、地域住民にとって進捗の遅さは歯痒い限りだろう。
▼交通の要衝地である千曲市にとって道路整備事業の促進は重要な課題である。周辺道路の整備など千曲市でも限られた予算のなかでも進められるところは進めているが、国や県が動かないと市単独ではどうにもならない部分は多い。折しも長野県知事選が目前。前回の知事選では余り論点とはならなかったが、交通網やインフラの整備方針について各候補者から明確な展望が示されることを期待したい。(W・S)
各地で行われた期成同盟会総会の様子

(左上)県道森篠ノ井線
(左下)都市計画道路一重山線
(右上)国道18号バイパス
(右下)姨捨スマートIC


