さらはニズム ちくま論説 26年7月

さらはニズム ちくま論説 26年7月

 ▼信州ブレイブウォリアーズで8年に渡り指揮を執った勝久マイケルHCが退任した。常に千曲市に寄り添うコメントをしてくれた勝久氏には感謝の気持ちしかない。一方で来季より新設されるBプレミアに参戦するBWの試合は大会場のみの開催となり原則千曲市で行われることは無くなる。

▼そんななか運営会社の長野SPIRITはチームロゴを刷新。これまでの棚田の月をイメージした姨捨名月イエローから「ブレイブゴールド」と称した金色に変更された。「月」の意匠は継承されるとのことだが、千曲市民の一人としてはBWとの繋がりがまた一つ姿を消すこととなり、非常に悲しい思いを禁じ得ない。

▼新たな戦いの舞台BプレミアはB1のチームが主体で、B2から参戦するのはBW含め2チームしかない。B2で優勝してトップリーグに相応しい実力を示したいところだったが、B2最終シーズンでもそれは果たせなかった。

▼同じようなケースで頭を過るのは女子サッカー・WEリーグ発足時の長野パルセイロLだ。パルセイロLもかつてなでしこリーグ1部に所属し、高い観客動員数を誇っていた。しかし、2部に降格後は再昇格することのないままWEリーグに参戦。上位チームとの力の差は大きく、5年目の今季は最下位に沈んだ。WEリーグの強豪は順調に観客動員を増やしているが、Uスタの観客数はいまや1000人を割り込む状況となっている。たとえトップリーグでも成績が低迷すれば自ずと観客の足は遠のく。BWにとってはこれからが本当に地域に根差したチームとなれるかの正念場となるだろう。(W・S)