坂城町&千曲市 令和8年度総合防災訓練 地震・水害への心構えを徹底

坂城町&千曲市 令和8年度総合防災訓練 住民が多数参加(坂城町270人・千曲市936人)

〔坂城町〕ペット同行避難訓練も

 今年に入り7月の熊本地震や8月の千葉豪雨など自然災害が相次ぐなか、「防災の日」前後に坂城町と千曲市で総合防災訓練が実施された。

 坂城町は8月30日に坂城中学校をメイン会場に東海地域を震源とする大地震の想定で訓練を行った。今年は前日の雨の影響でグラウンドが使用できず、水防訓練と建物等がれき撤去訓練は取りやめとなった。四ツ屋、戌久保、中之条区の各自主防災会等が中学校体育館に避難し、避難所設営や応急手当訓練に参加した。

 また、「ふくねこさかき」と「愛犬クラブ千曲」の協力でペット同行避難訓練のコーナーも設けられた。軽量なネコ収容用ソフトクレートや、飼い主とはぐれた時のための首へ埋め込むマイクロチップについて情報が提供され、ペットを飼う参加者たちは熱心に質問をしていた。

 屋外では昨年度導入された新型はしご車による放水訓練も行われた。

陸上自衛隊の協力による カレーの炊き出し(千曲市)
新型はしご車を使った 火災想定訓練(坂城町)

〔千曲市〕各機関のほか企業も参加

 千曲市は戸倉地区(全9区)が今年の重点ブロック。9月6日に戸倉小学校で総合防災訓練を実施した。「糸魚川・静岡構造線北部を震源とするM7.7の大地震が発生」という想定で訓練を行い、千曲坂城消防本部のほか千曲警察署、千曲川河川事務所、上田水道管理事務所などが参加。陸上自衛隊13普通科連隊の協力でカレーの炊き出しも行われて、アルファ米や県企業局の「千曲川の水」とともに参加者に配布された。また市内外の企業も参加し、パネルの展示や体験コーナーなどを設けた。

 体育館内では避難所設営のほかに医療救護のトリアージの解説も行われた。校庭では水防訓練(土のう)や、千曲坂城消防本部による車両救出と高所救出の訓練も公開された。