おじょこな800字小説 第9回 「遅れてきたサンタクロース」作・塚田浩司

 おじょこな800字小説 第9回 「遅れてきたサンタクロース」  窓の外の雪だるまを見ながら、また怒りが込み上げてきた。翔はここ数日すっと不機嫌だった。 なぜならこの前のクリスマスにプレゼントをもらえ

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