千曲市内モニュメント巡り (最終回)
千曲市内の屋外彫刻(モニュメント)について一年余りにわたって取り上げてきた本コラムも今回で最終回。元々この企画は旧更埴市時代の多摩美術大学との「モニュメント制作協定」により設置された屋外彫刻の現状を確認し、独自に撮影する目的で始めたものだった。併せて旧戸倉町と旧上山田町の屋外彫刻についても調査を行った。未だ全作品の撮影には至っていないが、調査を進めるなかで著名な芸術家の作品の存在についても知ることができた。
現在千曲市都市計画課では多摩美大生の作品について全てHPで掲載しており閲覧することが出来る。だが、戸倉上山田地区に現存する屋外彫刻を網羅したDBはない。お隣の長野市では「野外彫刻ながのミュージアム事業」として合併町村の屋外彫刻も含めてアーカイブ化を行っている。更にガイドマップを作製しているほか、各作品に設置した二次元コードの表示板からスマホを使って詳細を読み取ることも可能だ。
千曲市では「文化伝承創造都市」を掲げて文化を次代に伝承し、新たな文化を創造しようとしている。芸術性の高い文化財である屋外彫刻についても活用されることを望みたい。本紙では引き続き市内の屋外彫刻の調査と撮影を継続していく。 (了)

坂井量之助翁の顕彰碑前に建立されているモニュメント
(上山田)

